ドイツのお土産に最高級テディベア・シュタイフのドイツ限定ベアを手に入れる方法!
今回初めてのドイツ旅行だったのでクリスマスマーケットや観光地を楽しもうと思っていましたが、他にもう一つお目当てのものがありました。
それは、最高級テディベアの「シュタイフ(Steiff)」をお土産に買うことです。
ドイツのお土産に「テディベア」が選ばれるようになったのは高級テディベアブランドの「シュタイフ」が世界中で人気となったからです。そもそもテディベアは、シュタイフがアメリカ人バイヤーの目に止まり爆発的ブームとなったことから、当時の大統領セオドア・ルーズベルトのニックネーム「セオドア=テディ」にちなんで名付けられました。
そんな元祖テディベアのシュタイフをお土産に購入してしまいましょう!
Contents
シュタイフのテディベアとは?
シュタイフ(Steiff)はドイツの最高級テディベアブランドです。シュタイフ社は、1880年にドイツで誕生し、世界で初めてテディベアを作りました。
ドイツの職人が手作業で一体ごと丁寧に作っているため、同じ品番の製品でも表情が異なり同じ顔立ちはないそうです。今日、世界中にコレクターがおり、日本で買っても数万円になります。
モヘア、アルパカなどの高品質な自然素材や、安全性・耐久性に優れた素材を使用しており、何世代に渡っても愛され続けることができるので、値段が高いのも納得です。
どこで買えるの?
Steiff社の商品を取り扱っているお店ならどこでも買えます。以下で確認してみてください!
<公式サイトのショップ検索ページ>
公式なSteiff shopは数少なくドイツ全体で見ても10店舗あるかないかという数なので、お近くのSteiffを取り扱っているお店を検索してみてくださいね!
お気に入りのテディベアを選ぶポイント
ここからはシュタイフ(steiff)を買うのが初めてだという方に向けて少しだけ、選ぶポイントを紹介させてもらいます。
本物のシュタイフはタグ付き
人気に火がついた1900年代初期に粗悪な類似品が多く出回るようになります。そのため、他社のテディベアと区別するために、シュタイフ社のぬいぐるみ全てにボタンを取り付けるようになります。これが世界で一番古いトレードマークといわれる「ボタン・イン・イヤー」です。
耳にタグ付きのボタンが付いていたら、本物のシュタイフだ!ということになります。
限定品は白タグ!
このタグにはいくつかの決まりがあります。
黄タグ+赤文字:定番品です。カタログ掲載期間中は注文に応じて生産されるため、数に限りはありません。タグには品番や素材が記載されています。
白タグ+赤文字:地域限定、数量限定、年度限定などの限定版です。生産数が限られているため、タグには品番の他、生産年度、製造番号が表示されます。
白タグ+黒文字:1900年代初頭のシュタイフ製品を復刻し、サイズや素材など全てが同じであるレプリカに付けられます。
値段はいくらくらいで買えるの?
シュタイフのぬいぐるみと行っても価格帯は広く、15.0€(約2000円)〜1000.0€以上のものまであります。
その中で、子供用(for baby, kids)のぬいぐるみ柔らかい素材でできており、比較的安いです。大きいサイズのものでも30.0€くらいで買えてしまいます!
通常のテディベア(固めなしっかりしたタイプ)のものは比較的値段が高いです。大きく分けると手のひらサイズと20cm以上のぬいぐるみサイズがあります。
値段の目安としては、手のひらサイズのものは50.0〜99.0€くらいまでがボリューム層で、大きめのサイズは99.0€〜となります。
もちろん限定版・割引商品などそれぞれの価値によって価格は大きく異なりますので、あくまで目安としてお考え下さい。
ドイツのシュタイフ専門店に行ってみた
ドイツのベルリンにあるSteiff shopに行ってきました。
店内にはテディベアだけではなく、洋服や色々な動物のぬいぐるみがありました。
テディベアゾーンはこちらです。
サイズが小さいものもあります。
ガラスケースに大事に保管されている、このミニチュアのテディベアは限定品が多く、シリアルナンバーが刻まれた証明書が付いています。個体番号がついているなんて、プレミア感がたまらないですね!
手のひらに収まるサイズ(10cmちょっとくらい)でしたが、どれも€50くらいします。
小さくても、手間とこだわりが違いますし、しっかりしていて値段相応だと感じました。
シュタイフのテディベアは本物
正直、ショップに訪れる前は、なるべく安いものにしよう・・・なんて思っていました。子供用の柔らかくてお手頃なテディベアもあるみたいだからそっちにしよう!と。
でも実際に触れてみると、私はすぐにこの子達(テディベア)に出会う前の自分には戻れないことに気づいてしまいました。
見て触れて感じてしまうのです、ただものではない高級感を。
※もちろん柔らかいテディベアも魅力があるので、それぞれの好みです!
今まで触れたことがない、まるで生き物を触るかのような手触りです。胴体が硬くてしっかりしています。
手足が動くようになっているのですが、写真の通りしっかりしていて、座ることも立つこともできるのです。
私は、確信したのです・・・これは、間違いなく大人が欲しくなるテディベアだと。
あとは、自分とのマッチング(&お財布)と相談するだけ!
ドイツ限定テディベアを購入!
テディベア様達を物色しているとどれもこれも値段が高いので(€150くらいは平気でする。)迷っていると、お光が差したように私に訴えかけてくる子がいました。
出会ってしまったのです。体は他のベアたちよりもひと回り小さいけど、凛とした表情で一生懸命立っています。
そして何やら王冠を被り、たすきをつけているのです。
「ドイツ限定テディベア」でドイツ国内でしか購入できません。
いや、むしろベルリン限定テディベアですね。黄色タグですが、現在はベルリンにある数店舗でしか販売しておらず、まさにご当地土産です。
サイズが少し小さいせいか、お手頃のお値段€95くらいでした。(全品割引キャンペーン中だったらしく少し安くしてもらいまいした。)
大きさは20cmちょっとですが、存在感はしっかりあります。
可愛いシュタイフ専用の箱に入れてもらい、お家まで連れて帰りました。
この子がいれば、数十年は幸せな気持ちでいれそうです。
みなさまもドイツに行く機会があれば、限定テディベアを連れて帰ってはいかがでしょうか。
ドイツ限定のシュタイフの紹介
ドイツに旅行に行くのであれば、せっかくなのでドイツでしか買えない限定版を買いたいと思いますので、いくつかを紹介しましょう!
Medallion Bear
ドイツ・オーストリア・スイスでしか販売していない限定品です。このベアは、シュタイフ(Steiff)の創始者であるMargarete Steiffの名誉が称えられた記念メダルを装備した特別なテディベアです。このモデルは豪華なシルクで刺繍が施されており、高品質のアルパカ製の素材で作られています。
2014年には、銅メダルを付けたクマが限定生産1000個作られました。25cmで丁度良い大きさだと思います。値段は199,00 €。
2015年には銀メダル(1000体限定)のテディベアが作られました。値段は299,00 €。
2016年には金メダルのテディベア(1000枚限定)が作られました。値段は€ 599.0です。
また、2016年はグレーの小さなテディベアも生産されたようです。値段は99,90 €。
年毎の限定生産ですが、まだ在庫がある場合は購入できるようです。
Vagabond Teddy Bear
30cmの背が高いテディベアは旅好きのクマさんはドイツ限定です。灰色と茶色のモヘアでできており、綿のチェック柄のスカーフとウールフェルト製のキャップをかぶっています。1500個だけの限定生産です。
Steiff Horst Lichter Bear
34cmの大きなおじいさんのようなテディベアはドイツのみで買うことができます。新しいのコレクションの一つで555個の限定商品です。価格は159.00€。
ドイツのショップのみで販売
Summer festival コレクション
ドイツのSteiff Musiumのみで扱う限定版です。毎年夏に発表されるコレクションで限定500 体となります。
2017年版
2016年版
2015年版
Berlin Bear
ドイツの首都ベルリンのタスキをつけたベルリンベアーです。これはドイツ国内での販売用として発表され、2008 年から注文に応じて作られていましたが現在はすでに生産が終了しているため、実質ベルリン市内のショップにあるもののみの限定商品となります。値段は99.00€。
まとめ
いかがでしたか?ぬいぐるみとはいえ1万円以上の買い物となることもありますので、実際にテディベアを見て・感じてお気に入りのものを選んでほしいです!
今回特集したテディベアはドイツ限定が多いですが、限定品もそうでなくてもシュタイフのぬいぐるみは全て一つ一つ手作りなので「世界に一つだけのテディベア」です。
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