【イギリス】世界遺産ストーンヘンジを間近で見た!世界で一番古くて不思議な石群!

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イギリスの世界遺産といえば「ストーンヘンジ(Stone henge)」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。首都ロンドンから少し離れたところにあるストーンヘンジはイギリスを代表する観光名所の一つです。この大きな石のモニュメントが何千年も前に作られました。誰が、どのように作り出したのか多くの謎に包まれたこの遺産は世界中から注目されています。

ストーンヘンジとは

ストーンヘンジは巨大な石で作られたモニュメントで、世界で最も古く有名な石群の一つです。 イギリスのウィルトシャーのソールズベリー平野にあり、周りの数マイル離れた位置からも見ることができるほどです。

ストーンヘンジは何百年もかけて建てられました。 はじめのモニュメントは紀元前3000前後の新石器時代後期から造られ始め、その後の数千年の間に何度も形を変えながら建て替えられました。そして、現在のモニュメントの形とされたのは紀元前1500年前後の初期ブロンズ時代でした。

なぜストーンヘンジが建設されたのか正確にわかってはいないものの、おそらく宗教的な儀式のためだと考えられています。

営業時間

夏期:09:30〜19:00
冬期:09:30〜17:00
※12月24日〜26日など祝祭日は時間変更/休館あり

詳細はこちらをチェックしてください。

入場料

ツアー参加費
大人:£16.50 ※16歳以上
子供:£9.90 ※5〜15歳
幼児:無料 ※5歳以下
※学生、高齢者(60歳以上)は£14.90

事前予約はこちらから可能です。

場所・行き方(地図)

住所:Amesbury, Salisbury SP4 7DE

電車:ロンドン(Waterloo駅)からSalisbury駅まで ※往復£42 変更可能性あり
バス:Salisbury駅からストーンヘンジ最寄りのVisitorCentre ※£28

私はVELTRAの日帰り観光ツアーを利用しました。ツアー情報は本記事の最後に載せています。

ストーンヘンジの謎に迫る!

ストーンヘンジは何千年前から作られていますが、どうやって?誰が?作ったのかという謎に迫っていきましょう。

どうやって作られたの?

この大きな岩石は、考古学では古代イギリス人が木の楔を石の亀裂に突き刺して成形したと考えられています。木を刺した部分が浸水することで、石を広げて割ることができ、成形にはチゼルとハンマーを使いました。
運搬係は、川の下まで運ばれた石を巨大な木製のそりに置き、丸太ローラーを使って牛と人とで力を合わせて引っ張って行きました。
最後に、深い溝を掘り、縄を引っ張って持ち上げて、溝に石を詰めて積んでいきました。

何のために作られたの?

何のために作られたのかは未だに多くの謎に包まれています。ただ現在は、昔の儀式で使用されたという説が有力となっています。石の周りには何百人もの人々が集まったとされています。

ストーンヘンジがこの円形となったのは、太陽と月の動きを研究するためだとも考えられおり、古代英国人は太陽と月が人生に特別な力を持つと信じていました。真夏の日(一年のうち最も長い日)と中腹の日(一年の最も短い日)にストーンヘンジで特別な儀式が行われた可能性が高いです。

また一方で、多くの専門家はストーンヘンジが葬儀に使われたと信じています。人々は、エイボン川に沿って死者を運んでから、ストーンヘンジに向けて歩いていったとされています。

どのような構造になってるの?


photo by bbc.co.uk

ストーンヘンジは、大きさが違う石で作られた何重ものサークル(円)でできています。

メインは3つのサークルで構成されています。

内側には、三つの柱で作られた石のアーチが半円を描くように並べられていました。これらの石は高さ約7メートル、重量は約50トンもあります。

その三柱アーチを囲むように置かれた小さな石のサークルは、最も古い石であるブルストーン(Blue Stone)で作られています。その起源は紀元前8000年頃だとさえ言われており、多くの考古学者を魅了しています。

photo by gwydir.demon.co.uk

一番外側のサークルは、sarsensと呼ばれる30の石から作られており、その上に連続した平らな石が水平に並べられていました。いまでも一部が残っています。

ストーンヘンジツアーを体験!

ツアーを一通り、まるっと説明します。

ビジターセンターからストーンヘンジまでバスで移動します。乗車時に入場チケットが必要です。

ストーンヘンジ見学では、観光のための音声ガイドを渡されます。

日本語対応しているので、英語が苦手な方も問題ありません。音声ガイドを聴きながら、バスに乗りながらワクワク感を高めてくださいね!

 

そして、到着してバスを降りると・・・

こんな感じの綺麗な芝生の平野が広がっています。青々とした芝生は綺麗ですね!

周辺の石

ツアーガイドに従って歩くと、メインのストーンヘンジから離れた位置にある石を先に見学します。

石が斜めになった状態でしっかり固定されています。

この石の近くに、本来ストーンヘンジの入り口があった場所を見学できます。

エントランス(入り口)付近

この位置から見たストーンヘンジは石が円形に並べられていることがよく分かりますね。

そして、いい感じの写真スポットでもあります!

この神秘的な石のモニュメントをしっかり思い出としておさめましょう!

ちなみに、この反対側はどこまでも平野が続きます。

では、中心に位置するストーンヘンジに近づいていきましょう。

ストーンヘンジ(中央のモニュメント)

グググっと近づきましたね!かなり大きいだろう思っていましたが、デカすぎ!というほどではありません、7mくらいなので。

この石群は、何も考えずに見るとただの”大きな石”ですが、はるか何千年も前の人々が作り出したものだと考えると感じるものは違ってくるかと思います。

注目して欲しいのはこの不思議な石が機械も何もない紀元前1500年頃に作られたということです。こんなに大きな石を割りながら成形し、力を合わせて移動させて、モニュメントにしたことを考えると人や物の力が果てしないことを感じさせてくれます。

このストーンヘンジの数メートル近くまで道が作られており、すぐ間近で見ることできます。

大きな石がしっかり形を整えられて並べられているのを確認できます。

ある程度、ガイドを聞きながらストーンヘンジを見学したら、バスに乗り込みビジターセンターに戻ります。

広い平野で思い思いの見学をしてください。

※なお、風がかなり強い時があるのでしっかり防寒してくださいね。

ビジターセンターに着くと・・・

お土産ショップ&カフェ

近くに隣接されたお土産ショップ兼カフェに行くことができます。

ストーンヘンジの一部を構成する最古の石ブルーストーンの置物やマグネットを購入することができます。また、そのほかストーンヘンジの置物なども売っています。


私はマグネットを買いました。

ストーンヘンジを見学する方法

最後に見学する際の方法ですが、自力で行くパターンと、ツアーに参加するパターンがあります。ストーンヘンジに行く場合はツアーを利用するのが圧倒的に楽で安いです。

自力で行く場合

全ての料金:£86.50

電車:ロンドン(Waterloo駅)からSalisbury駅まで ※往復£42 変更可能性あり
バス:Salisbury駅からストーンヘンジ最寄りのVisitorCentre ※£28
入場券:£16.50

ツアーを利用する場合

私が利用した現地ツアーはこちらです。

【Veltra】世界遺産ストーンヘンジ&バースとウィンザー城 日帰り観光ツアー<日本語・英語ガイド/入場料込/ロンドン発> by Evan Evans
ツアー料金:GBP 91.80〜 ※チケット込み
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ストーンヘンジのみのツアーはこちら! 自分で行くより圧倒的に安いです。
【Veltra】世界遺産ストーンヘンジ半日観光ツアー<入場料込/ロンドン発> by Mybus
iconツアー料金:GBP 47.00〜 ※チケット込み

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そのほか、ストーンヘンジを含むツアーはこちらをご覧ください。

まとめ

ストーンヘンジはロンドンから少し離れた場所にありますが、世界で最も古い世界遺産の一つになります。何千年前に作られた不思議な石のモニュメントに行くには、事前知識を持った上で観光して見るとより美しく神秘的なものに見えるでしょう。

ぜひ、ロンドンから日帰りで手軽に見ることができますので、イギリスを訪れた際には観光してみてくださいね。

最後におととととと・・・・と転げ落ちそうなストーンヘンジでお別れしましょう。

ツアーで一緒に見ることができるのが、ウィンザー城やバースについては他の記事で紹介します。

 



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tami

ロンドンに住むアラサーレディ。TokyoとLondonを中心に活動中。趣味は旅行でヨーロッパ旅行を記事にする。

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