ザ・リッツ・ロンドンのパームコートで本場のアフタヌーンティーを堪能。The Ritz, afternoon tea!
ロンドンも寒さが厳しくなってきたので、心底あたたまりたい！ということで、
The Ritz（ザ・リッツ）のアフタヌーンティーに行ってきました！
リッツホテル内にあるPalm Court（パームコート）では、1906年のオープン以来アフタヌーンティーが提供され続け、今日でも伝統的なアフタヌーンティーとして絶対的な人気があります。
王室御用達のロンドンの最高級五つ星ホテルで、本場のアフタヌーンティーを堪能することができます。
間違いなく思い出に残る優雅なひとときを過ごすことができるでしょう。
Contents
The Ritzのティータイムの流れ
ティータイムを時間の流れに沿って、おすすめポイントを紹介していきます。
サービス時間は90〜105分ほどになります。
パームコートは夢空間、伝統的な英国式セッティング
リッツのパームコートは豪華なのに上品な空間となっており、日本人が考える英国式の本場のアフタヌーンティーのイメージにぴったりです。
部屋にいるだけで幸せな気持ちになれますので、長年愛され続けた理由もすぐに分かるでしょう。
金色のオブジェのほか、壁や天井には鏡や彫刻があり、上流階級を感じさせる空間はまさに芸術で、まるで宮殿にいるような感覚になります。
クリスマスシーズンは、部屋の中心にツリーが飾られていて、とても可愛いです。パームコート内全体がピンク色に光輝き、可愛くゴージャスな雰囲気となっています。
テーブルには、伝統的な食器類が並んでいます。
小さな花が描かれた上品なお皿やティーカップ、銀の食器類はテーブル全体をより輝かせており、見ているだけでうっとりしてしまいます。
新品ツルツルの食器とはまた違い、歴史を感じさせてくれる古き良きセッティングです。
まさに、タイムスリップしたような夢のひとときを過ごすことができます。
数ある紅茶の中からお気に入りを選ぶ！
パームコートの入り口で予約の名前を伝えると、席に案内されます。
（シャンパン付きのプランにした場合、はじめにシャンパンの説明を受け、選びます。）
にこやかなウェイターから、簡単な説明を受けた後、メニューを渡されます。
豊富な種類の中から、一人ひとつ好きな紅茶を選びます。
沢山あるので、迷ってしまうかもしれません。でも、焦って決める必要はありません！
ウェイターがサンドイッチなどを、用意している間、ゆっくりティーメニューに目を通してください。
気になることがあれば、ウェイターになんでも質問しましょう。
なお、私はTHE RITZ CHRISTMAS SPICEにしました。オレンジやリンゴの柑橘系の香りとシナモンのようなスパイスの香りが口の中に広がり、深みがある優しい味わいの紅茶でした。
中には独特の香りがあるものもありますが、どれを選んでも後悔しないと思います。
ティータイムを豪華に引き立てるティーカップで、最高の紅茶を楽しんでください。
6種類のしっとりしたサンドイッチ。
食事のはじめに、スタンドにケーキ類とサンドイッチが運ばれてきます。
まずは、サンドイッチからいただきましょう。
ハムやたまご、サーモンなど、6種類のフィンガーサンドイッチです。
具材に合わせてパンも異なり、優しい色合いとなっています。全てのサンドイッチがきちっと同じようにカットされ上品に並べられています。
どれもしっとりとしたサンドイッチで、ぺろっと食べきることができます。
ふわっふわのスコーンは絶品。
サンドイッチを食べ終える頃に、スコーンが提供されます。スコーンが運ばれてくると、テーブル全体にバターの甘い香りが広がります。
このスコーンがとっても美味しいのです！！
通常のスコーンは固めでズッシリしていますが、リッツのスコーンはふわふわで柔らかく、簡単に半分に割ることができます。
クリームバターを塗って、口に入れるとまるで溶けてしまうようで、全くパサパサしません。
一度食べてみると、その美味しさがわかるでしょう。
季節によって様々なペストリーを楽しむ
サンドイッチ、スコーンを食べた後、最後にペストリーを楽しみましょう。
ペストリーとは、一番上のお皿に盛られたケーキ類のことです。
ケーキやマカロンなどのペストリーは季節によって様々です。何が出てくるのか、楽しみにしていてください！
今回のメニューは、ケーキ、マカロン、シュークリーム、マロングラッセでした。
クリスマス仕様になったマカロンなど、見ているだけで可愛くて幸せになれます。
好きなだけ食べれる！おかわり自由！
一流のサービスなので、担当のウェイターが常に気にかけてくれます。
こちらから声をかけなくても、紅茶や食べ物の追加の有無を確認してくれますので、お腹と相談して好きなだけ食べてください。
見た目より量がありズッシリしていますので、お代わりどころか食べきれない可能性も高いです…。
また、食べている間に、ウェイターが声をかけてくれますので、美味しかったら笑顔で応えましょう！
英語が苦手な方でも、ウェイターは（観光客にも慣れていて）ゆっくり話してくれるので心配しすぎないでください。相手は一流です！
※なお、お持ち帰りはできませんので、ご注意を。
予約はできる？
リッツのアフタヌーンティーは、常に人気なので事前予約が必須です。
公式サイトで簡単に予約ができますので「BOOK NOW」から進んでください。
https://www.theritzlondon.com/dine-with-us/afternoon-tea/
目安として、希望の人数や日時があるのであれば2,3ヶ月前に予約した方が良いでしょう。
なお、予約がいっぱいでも（ウェブ上で簡単にキャンセルが出来るしくみなので）待っていれば空きが出るかもしれません。
問題なく予約ができたら、登録したアドレスに確認メールが来ますので、予定した人数・日時が正しいかを確認してくださいね。
当日は、Palm Courtの入り口にウェイターがいますので、時間通りに行き自分の名前を伝えてくださいね。
ドレスコードあり！服装は？
イギリスの一流ホテルが提供しているアフタヌーンティーはほとんどの場合「ドレスコード」があり、リッツでももちろんあります。
男性はジャケットとネクタイ、革靴などのきっちりとした格好をしましょう。一流ホテルではほとんどの方がスーツです。気後れしそうだと不安な方は無難にスーツで行くと良いかもしれません。
女性はワンピースやスカートなど、綺麗な服装で行きましょう。目一杯おしゃれをしても浮かないくらいです。
ホテルの品位を下げることのないよう、場に適した格好をしていく必要があります。
ドアマンがチェックしているため、あまりに不相応な格好をしている場合、入場を断られる可能性があります。
なお、スニーカー、Ｔシャツ、ジーンズ、パーカーなどは禁止されています。注意してください。
アフタヌーンティーでのマナー
当日不安にならないように気になるポイントをまとめました。
【食べる順番】
食べる順番は、このブログの通り「サンドイッチ→スコーン→ペストリー（ケーキ類）」です。
【紅茶の注ぎ方】
紅茶を注ぐ時は、片手のみでポットを持ちましょう。自分で注いでしまって大丈夫です。
【紅茶の飲み方】
ソーサーは持ち上げず、カップのみを持ち上げて飲みましょう。
砂糖やミルクを入れて混ぜる時は、縦（手前⇄奥）にスプーンを動かしましょう。円を描くように混ぜるのはイマイチです。
使い終わったスプーンは、カップの奥に置きましょう。
【スコーンの食べ方】
スコーンは縦ではなく横に割りましょう。ハンバーガーのパンのように。
それ以上細かく砕くのも、全く割らずにかぶりつくのもマナー違反です。
【一番重要なこと】
ティータイムを最高に楽しむことです。
慣れない場で緊張することもあると思いますが、マナーにこだわりすぎず、楽しんでください。
時間は1.5h程度ですので、思う存分に楽しんでください。
まとめ
最高の体験ができる「The Ritz London」のアフタヌーンティーは忘れられない思い出となることでしょう。
詳しくは「公式サイト」をご覧ください。
最後にクリスマスの特別メニューの紹介
クリスマススペシャルは、通常のメニューにプラスして「シャンパン・クリスマスケーキ・コーラス」が付いてきます。
クリスマスケーキは、伝統のケーキと、タルトの2種類から選ぶことができました。こちらはタルトです。
コーラスは、開始30分後あたりから始まります。入り口付近でコーラスグループが会場に向かって、クリスマスソングを披露してくれます。
豪華なティールームでクリスマスの雰囲気を満喫することができるでしょう。
最後に全体の雰囲気が分かるようにムービーを作ってみました。ご参考になればいいなと思います。
その他、アフタヌーンティーの記事をアップしていますので、是非ご覧ください。
英国最古ホテルのブラウンズ・アフタヌーンティーを堪能！The English Tea Room, Brown’s Hotel!
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