【ベルリン】ぜひ観てほしい「ベルリンの壁」観光!長い壁のアートがかっこいい。
私は、ドイツに非常に興味がありました。ドイツの私のイメージは「みんな背が高い」「頭が良い」「クリスマスマーケット」ですね。笑
でもでも、他にも気になるところが・・・教科書で見た「ベルリンの壁」です!
1989年のベルリンの壁崩壊は歴史的な瞬間ですが、まだその壁を見れるんです!観光スポットなんですよ。
Contents
ベルリンの壁とは
ベルリンの壁(Berlin Wall/Berliner Mauer)は、第二次大戦後でに敗戦したドイツの首都ベルリンで、東ドイツ(ドイツ民主共和国)によって、西ベルリンの周囲を取り囲む形で建設された壁です。
第二次世界大戦後に敗戦国であったドイツはソビエト連邦とアメリカ合衆国、イギリス、フランスの戦勝4ヵ国による分割占領が行われ、首都ベルリンも共同管理地域とされました。やがて東西が対立していく中で、東ドイツ(ドイツ民主共和国)はソ連からの援助を受け社会主義国として東側陣営に属し、西ドイツ(ドイツ連邦共和国)はアメリカやイギリスの西側陣営に属することとなり、ドイツは分断されました。
ただ一つ、首都ベルリンだけ唯一東西の往来が自由でした。しかし、東ドイツの中でポツンと2分された状態の西ベルリンに人々が逃げ込んでいく事態となりました。その人口流出が東ドイツに深刻な影響を及ぼしたことから、1961年8月13日に突然東ドイツが東西ベルリン間の通行を全て遮断し、西ベルリンの周囲を隔離し自国を守るために作られたのが「ベルリンの壁」です。
このベルリンの壁はドイツ分断の象徴で、かつ東西冷戦の象徴でもありました。そして1989年秋の東欧革命に伴う東ドイツ国内の混乱の中、同年11月9日に東ドイツ政府の不用意な発表により東ベルリン市民が押しかけて国境検問所のゲートが開き、数万人の市民が西ベルリンに入ったという出来事が「ベルリンの壁崩壊」です。
East Side Gallery(イースト サイド ギャラリー)とは
崩壊したはずのベルリンの壁ですが、現在も一部残されており観光スポットとして観ることができます。
Friedrichshain-Kreuzbergのベルリンの中心部シュプリー川のすぐそばに残った壁は「イースト サイド ギャラリー(East Side Gallery)」とされました。このギャラリーは1990年9月28日に正式にオープンしました。
現在、このEast Side Galleryは自由の象徴としての国際的な記念碑とされています。
営業時間
24時間営業(いつでもOK!)
観覧料
無料(チケット不要)
場所(地図)
住所:Mühlenstraße 3-100, 10243 Berlin, ドイツ
最寄駅:Berlin Ostbahnhof駅から徒歩5分(東側)
Warschauer Straße駅から徒歩8分(西側)
所要時間
約30分 ※絵を見ながら歩いた場合の目安時間
観光してみてわかったこと
ベルリンの壁の現在の姿をあまり知らなかったので、ものすごい威圧感のある大きな壁なんだろうなんて思っていました。
しかし、実際に到着してみると・・・
意外とそんなに高くないですね。まぁ、よじ登っている写真も見たことがあったのでそりゃそうかという感じですが。
意外と薄い壁
壁を横から見てみると、薄いな!だいたい15cmくらいかな。
こんな薄い壁なのに、国と国を分けていたのかと思うと複雑な思いがこみ上げてきますね。
おすすめアート
壁が崩壊した直後に21ヵ国から118人のアーティストが集まりイーストサイドギャラリーに絵画を描きました。
有名なアートをいくつか紹介します。
男性が二人でキスをしているこの壁画は有名ですね。
このベルリンの壁を超えている男性を描いた壁画も有名です。
イーストサイドギャラリーを歩いていると、途中に鉄の柵があります。壁の向こう側を隙間から覗くとシュプリー側と共に西ベルリンが覗くことができます。
1.3kmの長い壁
壁のギャラリーはなんと1316mもあります!端から端まで歩くと、20分〜30分くらいかかります。
長ーいです!どこまで続くんだーとため息が出てしまうくらいですね。
終わりが見えない終わりなき旅・・・どんなものか、ご覧ください。
まとめ(おまけ)
複雑な歴史の中で生まれた、この壁には様々な人々の思いが詰まっているような気がしました。
ぜひ、訪れてもらいたい観光スポットです。
ベルリン都市については、少し治安で気になるポイントがあったのでまとめました。
気になる方はどうぞ。
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