【ウィーン】シュテファン大聖堂のクリスマスが素敵すぎる。鐘の音にクリスマスキャロルなど盛り沢山!
今年のクリスマスはウィーンで過ごしました!クリスマスは英語で「Christmas」と書きます。って、そんなこと知ってますね。笑
クリスマスは「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という言葉が合わさった言葉です。ウィーンの公用語であるドイツ語では「Weihnacht」といい「聖夜(キリストが生まれた夜)」という意味です。
つまり、クリスマスはイエス・キリストがこの世に生を受けたことをミサでお祝いする日なのです。
ウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂のクリスマスについて紹介します!
Contents
シュテファン大聖堂のクリスマス
今年のクリスマスは、シュテファン大聖堂(Cathdral of St Stephen)に行きました。
ウィーンの素敵なイルミネーションを眺めつつポテポテと歩いていたら、何やらシュテファン大聖堂の中に続々と入る人々の姿が!
ん?なんだなんだ?と思い、調べてみると・・・ミサが開かれるらしい。
ということで、クリスマスイヴはシュテファン大聖堂で神聖な夜を過ごすことにしました。
シュテファン大聖堂のミサ(クリスマスキャロル)
さっそくセントステファン大聖堂に入ってみると、すでにたくさんの人が集まっていました。
入場した時刻は夜の11:15くらい。予定だと、11:30からクリスマスキャロルが始まるようなので、かなりギリギリでした。
入り口では特にチェックもなく、誰でも中に入れます。明らかに観光客だろうという人がたくさんいました。
中央や各祭壇前に椅子が用意されていますが、すでに多くの方が静かに座っていました。
周りに立って待っている人も含めると全部で200人くらいでしょうか。所狭しと人が集まっています。
そんな中、教徒の方々の邪魔にならないよう静かに移動します。
・・・少し奥に行って見ると、クリスマスの装飾を見つけました。
館内中央部の両端に、クリスマスのミニチュアドールが飾られています。
細かく丁寧に作られていて、今にも動き出しそうですね。
中央の祭壇の両端には、クリスマスツリーが飾られています。
皆が参加できるように、式次第のようなものが置いてあります。
周りの方々はこれを持ちながら待っているようでした。
そして11:30になると、いよいよクリスマスキャロルが始まります。
クリスマスキャロルは静かに始まります。
モーツァルトのコンサートも行うこの場所では、歌声が高い天井いっぱいまで響き渡り、心にジーンとくるものを感じました。
クリスマスを祝う合唱団の方々の歌声が綺麗に透き通っていて、鳴り響くオルガンを聞くとキリスト教徒の方々がいかにクリスマスを大切にしているかを感じれるような気がしました。
クリスマスキャロルの様子はこちらです。
シュテファン大聖堂の鐘が鳴る
そして、クリスマスキャロルが始まって5分後くらいから北塔にある「プリメリン」の鐘が鳴り響きます。
低い重低音のずっしりした音が聞こえます。
ウィーン中に響き渡るのではないかというくらい大きな音です。
シュテファン大聖堂のクリスマスのミサ
12/25当日に再度シュテファン大聖堂を訪れると、クリスマスのミサが行われていました。
ミサは神聖なものであるため、限られたキリスト教徒の方々のみが入場できるようです。椅子がたくさん並べられていました。
シュテファン広場周辺のイルミネーション
シュテファン大聖堂の周りはとても素敵なクリスマスイルミネーションがたくさんあって気を取られていたため、危うくクリスマスを忘れてしまうところでした。笑
(直前で気付いたので良かったですが。)
少し周りのイルミネーションを紹介します。
巨大なシャンデリアの豪華なイルミネーションです。
王冠のイルミネーションもゆらゆらしていてとても可愛い♡です。
シュテファン大聖堂周辺のクリスマスマーケット
期間中、シュテファン大聖堂を囲むようにクリスマスマーケットが行われています。小規模で大体25個くらいの屋台が出ています。
まとめ
クリスマスは神聖なキリスト教徒の方々の大切な日ですが、観光客でもしっかりクリスマスを感じることができるシュテファン大聖堂のクリスマスは大満足でした。
普段は深夜までOPENしていない大聖堂ですが、クリスマス当日のみ12時からのミサまで入場することができます。
神聖なイベントなので、信者の方々を尊重して静かに迷惑にならないように注意し、本場のクリスマスを感じてくださいね。
クリスマス以外の時のシュテファン大聖堂の観光については以下の記事に載せています。
Londonがすき、旅がすき。 TAMIPOTE - TAMIPOTE |
興味がある方は是非ウィーンのシンボル・シュテファン大聖堂でのクリスマスをお過ごしください。
それでは、良い旅を・・・
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