イギリスのハリーポッタースタジオツアーを120%満喫しよう!
イギリスロンドン中心部から少し離れた場所にハリーポッターの撮影スタジオを一般公開する「ハリーポッター・ワーナーブラザーズスタジオ(Warner Bros. Studio)」があります。1作目から5作目までの全てのシリーズの撮影スタジオとなっており、実際に使用した小道具や衣装・セットなどを観ることができます。ハリーポッターファンも、内容を忘れてしまった方も(笑)ぜひお楽しみください!
ワーナーブラザーズ・スタジオツアーとは
ハリーポッター・スタジオに入場するためには、「ワーナーブラザーズ・スタジオツアー」に参加する必要があります。このツアーでは入場時間が決まっていて、初めのイントロダクションムービー、大広間見学まで案内に従って同じ時間に入場した人々と一緒に行動します。その後は自由に行動できます。
営業時間
開館時間:08:30〜 ※日によって異なる
閉館時間:18:00〜22:00 ※日によって異なる。
詳細は公式サイトのカレンダーでご確認ください。入場は事前予約必須!
入場料
ツアー参加費
大人:£39.00 ※16歳以上
子供:£31.00 ※16歳未満
幼児:無料ですがチケットは申込要 ※4歳以下
デジタルガイド:£4.95
ガイドブック:£9.95
※全てセットで合計金額から£4.95割引
※家族(大人2名と子供2名または大人1名と子供3名):£124.00
なお、入場の際は当日券は販売されていないので事前予約が必要になります。
場所・ロンドンからの行き方(地図)
住所:Studio Tour Drive, Leavesden WD25 7LR
自分で行く場合は、「電車+バス」で行くことになります。
1.電車で最寄駅へ移動(20〜30分)
ユーストン駅(Euston)→ ワフォードジャンクション駅(Watford Junction)
Euston駅では掲示板がありますので、Watford Junction行きを見つけて向かってください。
運賃は、通常の電車同様「オイスターカード」等で支払うことができますので、別途追加で券を買う必要はありません。
2.バスでスタジオへ移動(約18分)
ワフォードジャンクション駅(Watford Junction)→ ワーナースタジオ(Warner Bros. Studio)の入り口
Watford Junction駅を出て右に進むとすぐに「ワーナースタジオ行き専用バス」のバス停があります。何やらわかりやすいバスが迎えてに来てくれました。
運賃は、事前のウェブ予約か現金での支払いのみです。オイスターカードは使えませんのでご注意くださいね!
持参物
・予約票(印刷しておらずメール画面の場合は予約番号を窓口の方に伝えることになります。)
・本人確認書類 ※現地でチケットをもらう方
・カメラ(館内のほどんどが撮影可能!)
・冬の服装は寒くないよう防寒で。館内は大丈夫ですが、バスを待ったり、外の観覧をするときは結構冷えます。
目安所要時間
約3.5時間
退出時間に制限はないので、時間の許す限り見学してOKです。
ハリーポッターワーナーブラザーズ・スタジオツアーをすべて紹介
現在は、クリスマスのデコレーションが施されています。
到着!ツアースタート!
いよいよ到着!バスで入り口のすぐ手前まで移動することができます。
右手に見える位置にチケットを交換する窓口があります。私の場合は、携帯画面でチケット引換票を提示したので「予約番号を教えてください。」と言われました。
問題なくチケットをゲットしたら、チケットを提示してセキュリティチェックを行い、館内に入場します。
入るとすぐにハリーポッター・キャラクターのポートレートがたくさん!
向かって正面にエントランスがあります。
クリスマス仕様になっている場合は、貼ってすぐに巨大ツリーがお出迎えしてくれます。
入館したら、事前に予約していたデジタルガイド等をゲットしましょう!
デジタルガイドは事前予約なしでも現地で借りれる!
デジタルガイドは入り口を入ってすぐ右側に受渡し窓口があります。こんな感じ!
メールには「事前に予約する」という案内がありましたが、現地でも予約票なく借りることができました!
エントランスからツアーをスタート!
時間の少し前になったら、エントランスの列に並びましょう。待っている間、マグルの世界にいた頃にポッターが住んでいた階段下の物置スタジオが設置されています。こんな狭いところに…幼い子が。
予約時間になると、予約した人が一斉にエントランスから入場します。
まずはじめにスタッフのお姉さんから館内での注意点を含む案内が行われ、次の部屋に移動して「インドロダクションムービーシアター」を観ます。ここまでは撮影禁止!
シアターが終了すると、魔法の世界への扉が現れます。
ゴシック様式の威厳が感じられますね!オープン!
食堂のホールが現れます!おぉお!
ここでは、各クラスの制服が展示されています。私はやっぱりグリフィンドールが好きだな。
そして今は、クリスマス仕様になっているのでクリスマスツリーやそのほかクリスマスの装飾がたくさん施されています。
用意されている食事も、クリスマスをお祝いするメニュー
魔法の力で料理から火が!
並べてある料理を見ていると・・・
魔法の力で10秒くらいだけ、料理から火がつきます。あまりにも一瞬のことなので見逃さないようにご注意を!
正面は、Yule Ballで使われた展示品と巨大クリスマスツリー、音楽隊の席が飾られています。
めちゃめちゃカッコいいです。ツララも雪も本物のよう。
通常verの正面はこんな感じ。こちらも映画の世界でよく見るイメージなのでウキウキしますね。
photo by virginexperiencedays.co.uk
なお、クリスマスの時期でも、先生方の衣装を見たいんですけど…という方は安心してください。さらに進むと展示されています。
飾りの後ろに隠れる教授が‥
実は、飾りの後ろに音楽隊を指揮する「フリットウィック教授」の姿が!
背が低いので、正面から見るとすっぽり隠れてしまいます。笑
それでは、この後は自由行動になります。じっくり魔法の世界を見ていきましょう。
魔法の舞台裏
衣装をはじめとした舞台裏の品々が展示されています。
実際に映画で使われた衣装や装飾品です。通常、食堂に飾られているものが移動されています。
そして、衣装やメイクアップのコレクションが見れます。たくさんのカツラやメイク道具が展示されています。
正直、こんなにたくさんのカツラが使用されていると思いませんでした。自然に見せるのうますぎですね、メイクさんの腕がすごいです。
他にも大きな釜や飾りとして使われた絵のコレクションがあります。
特殊に作られた火や雪などを実際に触れることができるコーナーもあります。
一生懸命触る子ども達が可愛いですね。私も触れてみましたが軽くて安全で、視覚的には本物にしか見えませんでした。
グリフィンドールの男子寮
続いて、1話から変わらずに使われた男子寮です。
男子寮には、小さなベッドが並んでいます。
シリーズ1から使用されていたため、役者が成長するにつれベッドのサイズが小さくなったそうですよ。確かにサイズが小さい・・・。
なお、よく見ると分かりますが、ベッドの下にイニシャルが書かれたスーツケースが置かれています。時期によって置き場所は変わるようですが注目です。
クリスマス用の飾りが可愛いですね。
魔法の杖
みなさん大好きな魔法の杖もたくさん展示されています。
魔法の杖にも色々な種類があり、プラスチックでできたものや発泡スチロールのものなど様々だったそうです。ハリー役のダニエルラドクリフは幼い頃魔法の杖でドラムを叩く真似をして何十本も杖をダメにしてしまったそうです。可愛すぎー!
その隣には、みぞの鏡が展示されています。
英語名はDesireを逆さにした「the Mirror of Erised」という名前なので、日本語でものぞみを逆さにしてみぞの鏡となったそうです。
グリフィンドールの談話室
あの談話室セットが展示されています。
クリスマス仕様になっていて華やかですね。いつもの3人トリオの衣装があって、なんだか身近に彼らがいるような気分になりますね。
セットの上の方に目を向けると、ロンの母が作ってくれたセーターが!
脇にはネビルが書いた「メリークリスマス」のカードもあります。
そして、その隣には「透明マント」が展示されています。
内側がグリーンになっており、透明マントの仕掛けが分かりますね。
小道具
小道具がたくさん展示されています。
1000点以上が展示されていますが、実際に使用したもののほんの一部で良い出来のものだけが展示されているようです。一から作ったものばかりではなく、もともとあったものを塗り直して作ったものなど様々で、実際の撮影現場でもこのような感じで収納されていたそうです。
そして、物語のキーになる小道具です!
その隣には、映画にも度々登場する巨大な振り子がゆらゆら揺れています。
ダンブルドア校長の部屋
ダンブルドア校長の部屋が展示されており、ここは監督のお気に入りの部屋だそうです。
確かにかっこいいですね。ここに飾られている小物は傑作品ばかりだそうです。
組分け帽子がありますね!さらに、実は前にいるダンブルドア校長の他にもう一人、ダンブルドアが隠れています。
2作目までダンブルドア校長を演じていたリチャードハリスが病死し、その後の作品ではマイケルガンボンが演じることになりました。その際、俳優を変える際に衣装も含め新しくしようという監督の計らいにより新しい衣装が作られたため、2つ展示されているそうです。言われてみればそうかも。
校長室の右隣には、グリフィンドールの階段が展示されています。
壁に囲われており、ダンブルドア校長の部屋へ移動できるんですよねー。
肖像画
さすがヨーロッパ!という感じですが、肖像画一つ一つはしっかり絵描きの手によって作成されたものだそうです。
動く肖像画は、別撮りをした映像を合成しています。
魔法薬学の教室
怪しげな魔法薬学の教室には、セブルス・スネイプ先生とホラス・スラグホーン先生がいます。
ここにある瓶の中には、ゴムでできたトカゲだけではなく、本物の骨もあるそうですよ。色々なものが保存されていて不気味ですね。ちなみに回を重ねるごとに、この教室は拡大されていったそうです。
鳥と動物
ハリーポッターには様々な動物が登場しますね。
ほとんどがCGではなく保護された本物の動物で、優秀なトレーナーが信頼関係を築きながら立派な役者に育てるそうです。ハリーの目の前に箒を落とす映像もリアルだそう!
いよいよ、この後はハグリットの小屋やクディッチ、新設された禁じられた森に入ります!(「2」ページにお進みください。)