上品なクラリッジスのアフタヌーンティーを堪能!Afternoon Tea at Claridge’s!
アフタヌーンティー潜入取材の第2回は、紅茶通なら一度は訪れたい高級ホテル「Claridge’s(クラリッジス)」のアフタヌーンティーです。AfternoonTeaAward2016でBestTraditionalAfternoonを受賞しており、ロンドンでも人気があります!
Contents
クラリッジズ・アフタヌーンティーの魅了!
Claridge’sのアフタヌーンティーは150年近くにわたり変わらない美味しさを守り続け、人々に愛されてきました。Claridge’sホテルは1812年に創設された五つ星の高級ホテルで、エリザベス女王が好んだことで評判となり、日本の天皇皇后両陛下も宿泊されるホテルです。
ティールームはエレガントな空間であり、ピアニストとチェロの奏でるハーモニーが贅沢な雰囲気を作り上げます。ウェイターのサービスは丁寧で細かく、一度も紅茶が空になることがない程です。
サンドイッチやケーキは洗練されたシェフが食材選びから調理まで徹底的にこだわりぬき、新鮮で美味しいと高い評価を受けています。
Claridge’sのティータイムの流れ
ティータイムを時間の流れに沿って、おすすめポイントを紹介していきます。
サービス時間は120分ほどになります。
上品なティールームで大人な時間を
クラリッジズのティールームは上品でFancyな雰囲気です。豪華なのに上品な空間となっており、日本人が考える英国式の本場のアフタヌーンティーのイメージにぴったりです。
「高級・贅沢」を示す鏡がふんだんに使用されており、アイボリー色の白い壁と上品にマッチしています。深い緑と白が美しく調和して、落ち着いた大人な雰囲気となっています。
ティールームに合わせて、食器も緑と白で統一されており、上品なセッティングになっています。
他のアフタヌーンティーでは見られないデザインの古き良き食器が歴史を感じさせてくれます。
こだわりの紅茶は3種類まで選べる!
ティールームの入り口で予約の名前を伝えると、席に案内されます。はじめにシャンパンを飲むか聞かれますので、希望を伝えてください。その後、おしゃれで可愛らしいメニューを渡されます。
絵本のようなしっかりしたメニューを見ると、こだわりの紅茶が見切れないほどあります。そして、その一つ一つに丁寧に説明書きがあるので、好みの紅茶を見つけることができます。
さらに、紅茶は2回まで変更できるので3種類の紅茶を楽しむことができます。その他コーヒーも頼めます。
一つ目は定番の紅茶を選び、サンドイッチなどをつまみながらメニューにじっくり目を通した後に他の味を試してみるのもいいかもしれません。
具がずっしり満足感のあるサンドイッチ!
まずはじめに、サンドイッチが運ばれてきます。5種類のフィンガーサンドイッチとサブレは絶品です。
ハムやたまご、サーモンなど、具がしっかりと入った満足感のあるサンドイッチです。美味しいのでぺろっと食べれてしまいますしお代わりもできますが、ここではお腹いっぱいにしないように注意してくださいね。
昔から変わらない伝統あるスコーン!
サンドイッチを食べ終えたら、スコーンが提供されます。
見た目通りのサクサクした固いスコーンで、ずっしりとして食べ応えがあります。これは昔から変わらないレシピで作られており、何世代にもわたって愛されてきました。特に、スコーンにつけるバタークリームがアイスクリームのように固くねっとりしておりとても美味しいです。シェフが自信を持って提供するイチゴのジャムも絶品です。
ペストリーは上品で美味!
最後にお待ちかねの「ペストリー」を楽しみましょう!ペストリーとはケーキ類のことです。
ケーキやマカロンなどのペストリーは季節によって様々で、週ごとに代わります。何が出てくるのか、楽しみにしていてください!
今回のメニューは、キャラメルバナナムース、マカロン、パウンドケーキ、チョコシューでした。一つ一つこだわり抜いて作られており、チョコレートは14種類の中から各スイーツに合うベストなものが使われます。
おかわり自由!お腹と相談。
一流のサービスなので、担当のウェイターが常に気にかけてくれます。
こちらから声をかけなくても、紅茶や食べ物の追加の有無を確認してくれますので、お腹と相談して好きなだけ食べてください。
ただし、序盤でサンドイッチを食べすぎると残りのメニューが食べれ切れなくなります。笑
お土産が嬉しい!帰ってからも楽しめる
クラリッジズではお会計時にお土産をプレゼントしてくれます。今回はファッジでした。
さらにお腹いっぱいで食べ切れないものを持ち帰ることもできます。ありがたい!
お家に帰って二度楽しめました。
アフタヌーンティーの値段
Traditional afternoon tea:£60 /人
Children’s afternoon tea:£30/人 ※子供のみ
Laurent-Perrier Brutはグラス一杯£10プラス、Roséは一杯 £20プラス
予約はできる?
クラリッジスのアフタヌーンティーは、常に人気なので事前予約が必須です。
公式サイトで簡単に予約ができますので「MAKE A RESERVATION」から進んでください。
https://www.claridges.co.uk/restaurants-bars/afternoon-tea/
目安として、希望の人数や日時があるのであれば2,3ヶ月前に予約した方が良いでしょう。
問題なく予約ができたら、登録したアドレスに確認メールが来ますので、予定した人数・日時が正しいかを確認してくださいね。
当日は、ティールームの入り口にウェイターがいますので、時間通りに行き自分の名前を伝えてくださいね。
ドレスコードあり!服装は?
イギリスの一流ホテルが提供しているアフタヌーンティーはほとんどの場合「ドレスコード」があります。
男性はジャケットや革靴などのきっちりとした格好をしましょう。女性はワンピースやスカートなど、綺麗な服装で行きましょう。
ホテルの品位を下げることのないよう、場に適した格好をしていく必要があります。
もちろん、スニーカー、Tシャツ、ジーンズ、パーカーなどはやめましょう。
アフタヌーンティーでのマナー
当日不安にならないように気になるポイントをまとめました。
【食べる順番】
食べる順番は、このブログの通り「サンドイッチ→スコーン→ペストリー(ケーキ類)」です。
【紅茶の注ぎ方】
紅茶を注ぐ時は、片手のみでポットを持ちましょう。自分で注いでしまって大丈夫です。
【紅茶の飲み方】
ソーサーは持ち上げず、カップのみを持ち上げて飲みましょう。
砂糖やミルクを入れて混ぜる時は、縦(手前⇄奥)にスプーンを動かしましょう。円を描くように混ぜるのはイマイチです。
使い終わったスプーンは、カップの奥に置きましょう。
【スコーンの食べ方】
スコーンは縦ではなく横に割りましょう。ハンバーガーのパンのように。
それ以上細かく砕くのも、全く割らずにかぶりつくのもマナー違反です。
【一番重要なこと】
ティータイムを最高に楽しむことです。
慣れない場で緊張することもあると思いますが、マナーにこだわりすぎず、楽しんでください。
まとめ
最高の体験ができる「Claridge’s」のアフタヌーンティーは忘れられない思い出となることでしょう。
詳しくは「公式サイト」をご覧ください。
最後に全体の雰囲気が分かるようにムービーを作ってみました。ご参考になればいいなと思います。
その他、アフタヌーンティーの記事をアップしていますので、是非ご覧ください!
英国最古ホテルのブラウンズ・アフタヌーンティーを堪能!The English Tea Room, Brown’s Hotel!
平成5年にロンドンに行った時にお誘いを受けてクラリッジスホテルでアフタヌーンティーを経験しました。4人で座った席はダイアナさんが座っていたところだと聞きました。4人でお話をして、あっという間に時が過ぎました。ロンドンの思い出はいっぱいあります。懐かしく拝見しました。ありがとうございました。
信貴様
サイトメンテナンスでコメントが遅くなってしまい、申し訳ありません。まだ見てくださっていることを願って。
ダイアナ妃が座ったお席、とっても気になります!平成5年に訪れた際にも同じようなティーセットだったのでしょうか。(きっと伝統を守るイギリスのことだから変わらないのでしょうね♩)
ロンドンのアフタヌーンティーはどこも夢のような空間で、ちょっぴりおめかしして友達とリラックスして話す時間は私にとっても至福のときです。
あたたかいコメントありがとうございます。とても嬉しいです。