ドイツの世界最古クリスマスマーケット「ドレスデン」を楽しむ!
クリスマスが近づいてきて日本では徐々にクリスマスムードとなっていますが、ヨーロッパではクリスマスシーズン真っ只中です。今回は、クリスマスマーケットの本場ドイツのマーケットを紹介します。
ドイツでは三大クリスマスマーケットというものがあります。「世界最古のドレスデン」「世界一有名なニュルンベルク」「世界最大のシュトゥットガルト」の三つです。
そのうち今回は、世界最古のクリスマスマーケット・ドレスデンのシュトリーツェル・マルクト(The Dresden Striezelmarkt)を紹介します。
見どころから開催時期・場所に至るまで、気になることをまとめました。
Contents
ドレスデンのシュトリーツェル・マルクトとは(歴史)
世界最古のクリスマスマーケットといわれる「シュトリーツェル・マクルト(Striezelmarkt)」について紹介します。
ドレスデンはドイツの東の端に位置していて、東ドイツの中で最もクリスマスマーケットの数が多く、最も古くからクリスマスマーケットが栄えたドイツ都市の一つとされています。その中で、世界最古として知られている「シュトリーツェル・マクルト(Striezelmarkt)」はもともと15世紀に始まりました。
Striezelmarktの名前にあるシュトリーツェル(Striezel)とは、シュトレン(Stollen)を意味するドイツ語です。シュトレンは甘くて美味しいお菓子で、諸説はありますが、ドレスデンが発祥地だといわれています。
もともとドレスデンでは、鉱業、木工、陶器などの伝統的な地元産業が発達しており、他の地域よりもはやくクリスマスマーケットが開かれるようになりました。
伝統工芸の一つに、クリスマスアーチがあります。昔は、クリスマス前の最後の就業日に鉱夫が鉱山の入り口からろうそくを吊るすためにクリスマスアーチが使われていたそうです。元々は鉱業で栄えていたため金属で作られていましたが、現在は木製のものが主流で、キャンドルや人形を飾るものとなっています。
よく見ると、ページに掲載されている写真の装飾にたくさんのクリスマスアーチが写っていますので、探してみてください!
マーケットの開催場所・開催時期
マーケットが開いている時間を確認しましょう。
営業時間
10:00am〜9:00pm
※なお12/24は10:00am〜2:00pm
開催場所
住所:Altmarkt 23, 01067 Dresden, ドイツ
開催期間
ドレスデンクリスマスマーケットの見どころ
クリスマスマーケットに行く前に、見どころをチェックしておきましょう。
装飾が美しい幻想的な空間
見どころはクリスマスマーケットそのものの幻想的な装飾と飾りです。ここはまるで天国のような幻想的な世界です。大人でもワクワクした気持ちになれます。
伝統工芸のクリスマスアーチ
ドイツ東部で有名なソーセージ「テューリンガー」
グリューワインなどの温かい飲み物
宿泊すべき?日帰り可能か?
ドレスデンでは、暗くなる時間が早いです。日の入り時刻は、11月下旬なら16:30頃、12月なら16:00前くらいです。30分後にはだいぶ暗くなり17時には真っ暗になるので、少し楽しんでそのまま日帰りで帰ることも可能だと思います。
https://sunrise.maplogs.com/ja/dresden_germany.41327.html
日帰りの場合(バス)
日帰りの場合、昼までにドレスデンに来て観光しつつマーケットに行き、暗くなった後にもう一度マーケットを見てから、その日のうちに移動することも可能だと思います。ベルリンやフランクフルトまで深夜11時くらいまでバスがあるようです。
宿泊の場合(ホテルの場所)
宿泊の場合は、マーケットでお買い物をしたり、寒くなった時にすぐにホテルに戻ったり自由に行動するために、マーケットの近くに宿泊するのがおすすめです。
位置関係はこんな感じです。
駅から、マーケットまでは15分程度でそこまで遠くありませんが、行き来するのはすこし面倒かもしれません。ドレスデンの観光名所となるツィンガー宮殿・博物館やフラウエン教会の近くでもクリスマスマーケットが開かれています。
できれば、それらの中間地点にあるホテルを選ぶと行動しやすいでしょう。
今回筆者が宿泊したホテルは立地条件が良い「AMEDIA Hotel Dresden」を選びましたが、コスパが良く大正解でした。部屋の中は、非常に綺麗で、ヨーロッパでは珍しくきちんとアメニティが用意されていました。このホテルは、ドイツに数多くあるホテルで、こだわりがないのであればここで十分(むしろ大満足)でした。
このホテルはここから予約できます。
AMEDIA Hotel Dresden
旅の思い出にマーケットの昼夜の様子を動画にしてみました。よろしければ、ご覧ください!
それでは、良い旅を・・・
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